セルフケアが最重要!予防歯科・三郷 吉川 流山
2014年12月12日
なぜ、セルフケアが重要かとゆうとお口の中で細菌が増殖すると、むし歯などのトラブルの原因となる歯垢(プラーク)が生成されます。
そのプラークとは細菌の塊です。
【ミュータンス菌】むし歯の原因になる細菌のひとつ
歯垢(プラーク)は歯の表面に付着して増殖する細菌のかたまりです。
1mgの歯垢には約2~3億個もの細菌がいるといわれ、むし歯や歯周病、口臭などの原因となります。
ブラッシング
家庭でできるセルフケアの代表といえば、歯ブラシによるブラッシングでしょう。
ほとんどの人が1日2回以上みがいているのですが、みがき残しが多いのが現実です。ものを食べたらすぐに、歯垢のたまりやすいところを重点的に、ていねいにみがきましょう。
歯ブラシは古くなると機能が弱まり、同じ時間みがいていても、歯垢をしっかり落とせません。歯ブラシの交換時期は、みがき方やみがく回数によりさまざまですが、少なくとも1ヶ月を目安に新しいものと交換したいもの。毎月1日とか10日を、交換日と決めておくのもいい方法では…。
ハブラシ植毛部の開き具合と歯垢除去率
歯ブラシには、長さ、大きさ、毛先の形状や硬さなど、さまざまな種類のものがあります。口や手の大きさ、歯並びなどの口の状態、歯間や歯肉の状況に合わせて最適なものを選びましょう。メンテナンスの際にブラッシング指導を受ければ、自分に合った歯ブラシ選びやみがき方について適切なアドバイスが受けられます。
ハブラシ選びの3つのポイント
●ヘッドの大きさは自分のお口に合ったものを。
ヘッドの長さは上の前歯2本分が目安。お口の中で動かしやすいものを。
●毛のかたさは歯ぐきの状態に合わせる。
歯ぐきが健康なら「ふつう」や「かため」。出血するようなら「やわらかめ」のタイプを。
●ハンドルは握りやすさに合わせて選ぶ。
ハンドルの動かしやすさなど、握ったときにフィットするものを。
皆様も正しいブラッシング法で磨いてプラークを落として、健康な歯を保ちませんか。
次回はブラッシング以外のセルフケアについてお話します。
オーラルケアの取り組みと意識の違い!三郷 流山 小児歯科
2014年12月8日
日本とスウェーデンでの、オーラルケアの取り組みについて違いがあります。
そもそもオーラルケアとは大辞林で調べると虫歯や歯周病の予防のために,歯や口の中を清潔に保つ手入れをすることとあります。
ハブラシ以外にデンタルフロスやデンタルリンスも使うのは当たり前だと思う
日本では使用率の低いデンタルリンスやデンタルフロスの利用が、スウェーデンでは定着していることがわかります。
スウェーデンでは「ブラッシング以外にデンタルフロスやデンタルリンスも使うのは当たり前」「どちらかというと当たり前」という考え方の人が約68%にのぼります。
一方日本では、「ブラッシングだけで充分だと思う」「どちらかといえば充分だと思う」という人が51%と半数を超えます。
普段からセルフケアで活用しているオーラルケア用品においても、スウェーデンでのデンタルフロス使用率は51.6%で日本の20.5%の2倍以上、デンタルリンスの使用率は39.5%で、日本の24.0%に比べて高い割合です。
また、「むし歯がオーラルケアで防げると考える人」は、スウェーデンで約81%、日本では約65%と意識にも差があり、特に強くそう考えている人がスウェーデンでは約60%と多く、日本と大きく差が開いている事がわかりました。
これらの取り組み、意識の差が残存歯数の違いにつながっているのかもしれません。
むし歯はオーラルケアで防げると思う
是非とも皆様もデンタルリンスやデンタルフロスも歯ブラシと一緒に使うことにしていきませんか。
セルフケアの大切さが数字で出ていますね。
次回はセルフケアについてお話していきます。
歯科医への意識の違い!三郷・吉川・流山の歯医者さん
2014年12月4日
スウェーデンでは、子どもの歯みがきについて、出産前から歯科医による両親への指導が始まります。
また、乳児でも歯が生え始めるころから歯科医院でのオーラルケアチェックが義務づけられています。
治療ではないので、子どもにとっては歯科医は“怖い”“痛い”という印象にはならず、“歯について楽しく学ぶ場所”となります。
スウェーデンでは、歯科医を「頼れるパートナー」と認める人が26.3%、「好きな人・憧れの人」と考える人が16.4%にものぼりました。
一方、日本ではどうでしょうか。歯科医を「頼れるパートナー」とする人が17.2%いるものの、「嫌いな人・苦手な人」と答える人が14.0%もいます。スウェーデンと日本では、歯科医に対する意識が大きく異なります
あなたにとって、歯科医はどのような存在ですか?
この意識の違いが70歳で残っている歯の数の違いへと、つながっているに違いありません。
日本では、「年をとれば歯を失うのは仕方がない」と考える人も多いのではないでしょうか。スウェーデンでも1980年代ころまでは同じでした。
ところが今は違います。70歳で自分の歯が何本残っているかの平均値を比較してみましょう。
日本では16.5本ですが、「予防歯科」を実践してきたスウェーデンでは21本と、大きな開きがあります。
親知らずを除いた成人の歯の本数は28本ですから、スウェーデンでは、ほとんどの国民が70歳になっても若い時とさほど変わらない歯の本数を維持していることになります
皆様はどちらがよろしいですか
IS歯科では、頼れるパートナーと思っていただけるように皆様の不安や悩みを一緒に本気で考えていけるよう全力でサポートさせていただきます。
次回はオーラルケアの取り組みと意識の違いについてお話します。
予防先進国って!?三郷 吉川 流山の予防歯科
2014年12月1日
「予防歯科」を国家の一大プロジェクトにしたのは何とスウェーデンなのです。
北欧の国スウェーデンは、「予防歯科」先進国として知られています。
そんなスウェーデンも、かつては、多くの人がむし歯や歯周病で歯を失っていました。
その状況を重く見たスウェーデン政府は、1970年代に「予防歯科」を国家的な一大プロジェクトとしてスタートさせました。効果は絶大で、現在のスウェーデンは、世界で最も歯科疾患が少ない国と言われています。
つまり国をあげて国家予算ん投じてまでも歯科予防に力を入れているんです。
スウェーデン政府は、「予防歯科」の考えを国家的な歯科医療の方針として採用し、歯科医院で「予防歯科」を受診することを義務化しました。
今のスウェーデンでは、国民全員が定期的にプラークコントロールと歯科指導、治療を受けることができるようになっています。
何と素晴らしいことなのでしょう!!!
これぞ究極の予防歯科の形ではないでしょうか!?
しかし、予算を投じた国のおかげ「だけ」ではなかったのです!!!
1.予防歯科の理解度の違い
2.歯科医師への意識の違い
3.オーラルケアの取り組みと意識の違いです。
などがあげられます。
1.「予防歯科の理解度の違い」
子どもの時から歯の健診が当たり前のこととしてとらえられ、歯の健康づくりが生活習慣として定着しているのです。
予防歯科の考え方を知っている グラフ1-1
予防歯科を取り組んでいる グラフ1-2
予防歯科を必要だと感じている グラフ1-3
「予防歯科」の考え方を伝えて必要性について聞いた結果です。スウェーデンでは「予防歯科を必要だと思う人グラフ1-3」は約83%ですが、まだ浸透していない日本でも約71%と必要だと感じる人が多い結果となりました。
しかし、予防歯科を必要だと考えるスウェーデンでは83%に対して予防歯科に取り組んでいるのは69%ですが、日本では予防歯科を必要だと考える人が71%もあるのにかかわらず、実際に予防歯科を取り組んでいるのは26%でした。
つまり残念ですが、何故なかなか行動に移せていないのか!?現実なのです。
痛まないと行かない。仕事が忙しい。遊び優先。
皆様はいかがですか!?
アメリカハリウッドでは仕事の約束をとる時に、その日は歯医者のメンテナンスがありますのでと変更するCMがあります。
皆様ご自身の健康に対する優先順位を上げていきませんか
次回は2番目の歯科医師への意識の違いについてお話させてください。
IS歯科ブログを新設致しました。
2014年04月8日
IS歯科ブログを新設致しました。
今後ともよろしくお願い致します。